2014年4月13日日曜日

価格につきまして残念なお知らせです。そして重要ですので関係者は必ず見て下さい。


今回の記事は真面目な大人の話です。

リトルリーグ、リトルシニア、ボーイズリーグ関係者の方が見ましたら他の父兄に遠慮なく話をして頂いて構いません。


とある県のとある団体さんが資金繰りに困っていたそうです。

協賛金をどう集めるのかどうかを各チームの事務局長クラスだけの話し合いでどこのチームか分かりませんが(聞いてないだけで聞けばわかる)「すがわらさんところ儲かってるからすがわらさんに今度から撮影料として協賛を頂こう」というお話が出たみたいです。

その議題を今度は会長、理事長、まぁ簡単に言えばその組織のTOP会議に持って行ったら激昂されて即却下されたみたいです。理由についてはそのTOP方は正直うちがぼろ儲けしていないというのを本人達が会社を経営している人達が多いので最初から分かったみたいです。



価格については他社の平均2Lが500~600円 新潟、九州では800円というのも実際に売られたという父兄に聞きました。

さすがに800円は高いですが本来の野球写真の2L相場は私も500~600円前後だと思ってます。

ですが何故300円にしているかと言えば、父が40年以上も自分のカメラが壊れたりインクや仕入れ関係のみでほとんど利益が出ていないのにやっていたのを私が代表になりいきなり金額を上げてしまったら皆さん「ええ?」ってなってしまうかもしれませんが「それが通常の価格」なんです。

ですのではっきり言えば当社の写真の価格はすでに半額近いサービス価格であるという事は忘れないで頂きたいのです。人件費、コスト等を含めて健全な会社というのは30%~40%職種にもよりますが、うちの場合は「売れるかどうか分からないチーム」も加味して投資に近い撮影なんです。

ですから他社も売れるか分からないから売れるところは高く売ってしまおうということで利益率をカバーできるのです。


ですので私は父と違い完璧A型主義なのでどこのチームが去年どれくらい買ったか、今年注文来たかとか全て統計で出しています。またどこの県が売れ行きがいいのか、営業してお客さんの反応がどこの県のどこのシニア、リトルが良いのか調べて記録をつけております。


たまに言われます。

「もうちょっと安くなりませんか?」

逆に私は日本のスポーツ写真屋でうちより安い写真というのは多分無いと思います。

ただ私は父のやり方を真似したいわけじゃなくてお客さんに選んで悩んで買われるくらいならどっちも買おうという気持ちにさせてより喜びを与えたいと思ったからこの価格に固定して利益をどう出して行くかを選択し、現在カメラマンが増えてきて現場をとにかく抑えて低価格を維持するかどうかをまずは今やっている最中に冒頭で話をしたような議題を出されてしまうと最早残念な気持ちでいっぱいです。

または価格やサービス、協賛金については全て私の裁量で決定しております。
たまに父に今までの傾向上連絡が行く事がありますが全て決定するのは代表である私です。

ですのでこちらも全力でサービス価格を維持するために取り組んでいるのを忘れている冒頭で話をしたチームの販売金額だけ2L 600円 A4集合 2000円と設定する事も一瞬考えてしまいます。


また、福島、宮城のリトルリーグのカレンダーについても今回リトルシニアのポスターについてもこの際なのではっきり言わせて頂きますが、ほぼ個人カレンダーに近い価格がお店で現状買えるか?と言ったら買えるわけがありませんよね。

うちが取引が長い印刷業者さんに交渉して値段もぎりぎりまでなんとかお願いして1円も頂かず各県に業者からの値段で販売しています。普通の一般の方が印刷業者に持ち込んで作りたいといってもその価格では作ってくれません、


普通の会社であれば間に誰かが挟まれば挟まるほど末端価格は上がります。


業者50万→当社70万→買う人

これが当たり前の世界です。ダイソーの100円均一も仕入れにすれば一個○円とか1○円とかそんな程度を100円で売る。いやこれが当たり前なのですじゃないと世の中成り立ちません。


その成り立たない部分をうちは良かれと思って善意でやっているのですが、それを「写真すがわらは売れている、儲かってウハウハだっ」と誤解されてる方が喋っていると実際に多いのでこの際だからはっきり書かせてもらいました。露骨にそういう話を直接儲かって忙しくてしょうがないでしょう?というお話があるので現時点で30%くらいは他社と同様に近い価格を考えております。


このブログを見て誤解していた方、または回りで誤解している方が居たらどうぞその誤解が解けることを私は祈っています。




大手が何故県レベルの大会に顔を出さないか考えてみてください。

1大会8チーム 1チーム仮に売り上げ2万円だとしましょう。

そして2万円全部のチームが注文来るなんて事は統計上ありませんが16万円です。

1大会は2日はかかります。

人件費で言うとのべ最低4人、球場次第じゃ5人。

プロカメラマンの人件費が約2万

すでに10万です。

そこから16万円の部分から仕入れ、発送等を差し引いたのが「会社の本当の利益」なのです。





金額を上げたらそれじゃ注文数が減るんじゃないの?

と、お考えの方は浅はかです。

何故なら1枚印刷するコストが下がり利益率が上がるのでそこまで問題じゃないから他社はその金額が妥当だと踏んでいるのでしょう。




愚痴に取られてしまえばそれまでですが、私も儲からないと騒ぐ嘆くタイプの人間ではないのですでに今年の予定や来年の予定もスケジュールも配置も考えてます。

当然売れるチームを追いかけて売れる団体を撮影量を増やします。

ボーイズさんに関しては常に大手が入っているのではっきり言えばバカ売れです。
それは何故か?単純にうちのが遥かにいつも買っているよりも安いし融通が効くし色も自負するわけじゃないですが綺麗ですから二社一択ならばうちに注文が寄るのが当たり前でしょう。

私は今後そういう風に価格についてしっかりと考えて頂いているチームを優先していきたいと思っています。


これが当社が決定した今年以降の方針です。

父よりも私は誰でもどこのチームでも万遍なく撮るというのは会社が東北全体を守れなくなり大手が入りたがっているのを食い止めるにはある程度の改革というのは必要です。


以上



写真すがわら 代表取締役 菅原 景

0 件のコメント:

コメントを投稿